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◇フィンランド式サウナ、ロウリュも楽しんで 今年で創業125周年を迎えた「森のスパリゾート 北海道ホテル」は帯広駅から車で約5分。周囲を豊かな木々に囲まれ、市街地にいながらゆったりとしたひとときを過ごせるリゾートホテルだ。 「十勝から北海道を代表するホテルに」との思いから、館内の至る所に北海道らしさを感じられるような工夫が凝らされている。建物外観には温かみのある十勝産レンガを用い、色違いのレンガでアイヌ民族の伝統的な文様を表現。旅行客を出迎えてくれる木彫りのフクロウやクマたちは、十勝在住だった造形作家の高橋英双さん(故人)の作品だ。中庭には四季折々の草花が植えられ、野鳥やエゾリスも訪れるという。 人気の温泉は北海道遺産にも登録されている植物性のモール温泉。茶褐色でとろりとした質感が特徴で、天然の保湿成分が豊富で「美肌の湯」とも呼ばれる。2019年にはサウナをフィンランド式にリニューアルし、熱した石にお湯をかける「ロウリュ」を楽しめる。サウナ室の壁にはシラカバの木が施されており、シラカバのすがすがしい香りがリラックス効果を高めるという。 よりサウナを楽しみたい人にはプライベートサウナ付きの客室「サウナツイン ととのえ」がおすすめ。セルフロウリュの設備、水風呂、外気浴用のテラスが完備され、自分のペースでサウナを満喫できる。
◇所在地 帯広市西7南19の1。電話0155・21・0001。日帰り入浴は、朝=午前5時半〜最終入場午前9時(午前9時半終了)、午後=午後2時〜最終入場午後9時。入浴料金は大人2000円、小学生以下500円。フェースタオル、バスタオルの無料レンタルあり。
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