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北海道にも桜前線が到達し、春らんまんの季節がやってきた。道内有数の桜の名所・五稜郭公園に隣接する五稜郭タワーでは高さ90bの展望台から桜色に染まった星形の城郭を一望できる。 五稜郭公園にはソメイヨシノを中心に約1500本の桜が堀を囲むように植えられ、新型コロナウイルスの感染拡大前は最も多い時期で1日約1万人が花見に訪れる桜の名所として知られる。五稜郭タワーの館内は新撰組の土方歳三のブロンズ像や、1864(元治元)年の五稜郭完成当時の復元模型、函館ゆかりの画家、植木蒼悦氏のギャラリーなど見どころもたっぷり。函館の老舗洋食店・五島軒のカレー店「函館カレーEXPRESS」やジェラート店「ミルキッシモ」などもあり、地元の味も楽しめる。 気象情報会社「ウェザーニューズ」によると、五稜郭公園の桜は16日に開花し、20日に満開となる見込み。五稜郭タワーの公式フェイスブックでは「今日の五稜郭の桜」と題し、定期的に五稜郭公園の開花情報や桜の様子を写真付きで紹介している。春の訪れを感じに、五稜郭タワーを訪れてみては。【今井美津子】 ◇所在地 函館市五稜郭町43の9。電話0138・51・4785。営業時間午前9時〜午後6時(チケット販売は午後5時50分まで)。展望料金は大人1000円、中高生750円、小学生500円。未就学児無料。障害者割引きあり(要手帳提示)。コンビニで購入できるお得な割引きチケットも。年中無休。
◇毎日フレンド会員特典 会員証の提示で、通常料金でチケット購入の来館者にオリジナルポストカードを1枚プレゼント。他割引きとの併用不可。本人のみ有効。
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