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豪快な新春初滑り、楽しもう 小樽のシンボル、天狗(てんぐ)山(532メートル)の山麓(さんろく)と山頂を結ぶ「小樽天狗山ロープウエイ」沿いに展開する名門スキー場。日中は小樽港や石狩湾を、夜は小樽市街のまたたく夜景を眼下にダイナミックな滑りが楽しめる。
北海道のスキー発祥の地とされるゲレンデは、競技選手や通好みの高難度で知られる。最大斜度40度の「新コース」上部の急斜面(通称・天狗の壁)は、オリンピック選手も利用する名物バーンだ。最大斜度38度の「旧コース」も上部のコブ斜面が手ごわい。新雪目当てのスキー通が集う「ダイナミックコース」は、最大斜度が42度というから驚きだ。天狗山でスキー板を自在に操ることができれば、全国どこのゲレンデもこなせるというのもうなずける。 こうした斜面に中級者が慣れるには「ふかふか雪に恵まれる1〜2月がお勧め」と、小樽天狗山スキー場広報担当の山部倫子さんは教えてくれた。初心者は、山頂付近のなだらかな「ファミリーコース」が安心という。タイム測定器とポールが設置され、競技スキーの気分を味わえると小学生に人気だ。ファミリー―ロングライン―バンビの各コースをたどるルートは、幼稚園児も5日間のスクール通いで5日目には滑れるようになるそうだ。
正月三が日は、スキー、スノーボード客はロープウエーが乗り放題になる「ファーストラン」(7〜9時)で新雪斜面を豪快に(大人1100円、子供=小学生以下無料)。 1月は9日以降の土日曜・祝日も同様に「パウダーラン」が楽しめる。 このほか山麓にはソリ遊び用のスノーパークがあり、1月16日にはソリ大会も(参加費大人1000円、子供500円)。ファミリーでの楽しみも増えた。
◇所在地 小樽市最上2の16の15(0134・33・7381)。9〜21時。無休。リフト・ロープウエー共通4時間券=大人2700円、子供とシニア(60歳以上)2200円ほか※今季からのお得なパック=共通4時間券と食事券(大人3100円、子供2700円)▽中高大生対象6時間券と食事券(平日限定3100円)▽大人と子供各1人の「親子セット(6時間券)」が4600円(食事500円割引券付き)。
◇毎日フレンド会員特典 指定割引券提出で、各リフト券を200〜400円引き※1グループ5人まで有効
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