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◇一番人気は「こっさり系」極味噌
「らーめん 極(きわめ)」(苫小牧市)は同市錦岡の国道36号沿いにある人気ラーメン店だ。 ラーメンは、透明な鶏スープと、白濁した鶏豚(とりとん)スープの2系統で12種類ある。 代表の杉本誠一さん(45)は、サラリーマンから独立開業して17年になる。「常に進化させて、極めたい」という思いで店名を付けた。だから、マスコミに注目される新メニューを次々に開発してきた。サイドメニューにも一手間、工夫を凝らしている。 店の一番人気は「極味噌(ごくみそ)らーめん」(750円)。見た目はこってり系だが、鶏スープをベースにしているので、口当たりは意外にあっさりしている、いわゆる“こっさり系”だ。麺は黄色い中太縮れ麺。角切りのチャーシューに、玉ネギ、キャベツ、モヤシ、ひき肉、ノリがのり、ゴマが散らされている。添えられたおろしショウガが、スパイシーなみそ味とよく合う。 サイドメニューでは「人と違ったメニューを」と開発した「チャーシュー釜飯」(450円)が見逃せない。チャーハンやチャーシュー丼より手間はかかるが、ひと味違う。 杉本さんが、いち早く手がけた「エビらーめん」だったが、いまでは出す店が増えたので、今度は「W甲殻(えび・かに)らーめん」(800円)を始めて好評だ。鶏豚スープに、甘エビとカニをタレに仕込んでいる。 鶏スープに、苫小牧特産の「ほっきぶし」のダシを合わせた「ホッキと帆立(ほたて)とあさりの塩ラーメン」(800円)も人気がある。イワノリとワカメが磯の香りを満たし、貝からのうまみが際立つ。利尻コンブを練り込んだ太い縮れ麺を使い、浜鍋をいただいたような満足感がある。 同店は昨年9月、支店の「錦町店」(同市錦町2の3の7)を出した。「ぜひ、こちらもよろしくお願いします」と来店を呼び掛けている。
◇所在地
本店=苫小牧市錦岡92の2、電話0144・67・8086。営業11〜20時。水曜定休。 価格はすべて税込み。
◇毎日フレンド会員特典
携帯電話またはスマートフォンからのクーポン画面提示で、味付け卵をトッピング。 グループ全員有効。
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