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「さくらんぼ山観光農園」は、道内屈指の果物産地、仁木町にある果物狩り専門の観光農園。毎年6月20日ごろから10月下旬まで、サクランボを皮切りに、プラム、ブドウ、プルーン、リンゴなどの果物狩りを楽しめる。 同園自慢の「佐藤錦」や「南陽」といったサクランボの樹木が約4000本。とりわけ1パック2000〜3000円もするという高級品種「南陽」の作付面積は道内随一だ。代表の山野井英幸さん(72)は「今年も昨年並みの収穫が期待できそう」と話す。食べ放題なので、その場で3パック分も頬張る“つわもの”もいるそうだ。
7月の土日曜・祝日の12時半〜13時に催される「種飛ばし大会」は、赤字覚悟の謝恩イベント。参加費100円で、最低でも缶ジュース、優勝なら1万円相当の賞品がもらえる。小さな子どもも、ハンディを設けてあるので挑戦できる。 農業用トラクターにトレーラーを連結させ、畑とハウスを往復する「シャトル・トラクター」や、収穫を手伝ってくれるスタッフの「すけっとマン」も好評だ。 レストランでは、サクランボの果肉が入った特製だれでいただくジンギスカンやサクランボ入りのカレー、サクランボソフトクリームなど、同園ならではの味覚も人気がある。 恒例のクイズ(囲み参照)に応募して「さくらんぼ狩りもぎとりセット券」などを当ててみてはいかがだろう。
◇所在地
仁木町南町9の138、電話0135・32・2285。 8〜17時(果物狩りは6月下旬〜10月下旬)、無休。雨天時は雨よけハウスあり。入園料(サクランボ食べ放題)は大人1100円、小学生900円、3〜5歳600円。
◇毎日フレンド会員特典
会員証の提示、指定割引券の提出で、入園料10%引き。5人まで有効。
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