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温泉も観光も楽しめる穴場 地元小樽や隣の札幌市から家族連れが訪れ、スキー教室の子供やスノーボードの自主トレに励む若者などでにぎわう地元密着型のスキー場。ふもとには「朝里クラッセホテル」や「湯の花 朝里殿」をはじめとする温泉施設も点在し、道外観光客にとっても穴場だ。
小樽市中心街から車で20分、朝里インターからは同5分、新千歳空港から1時間あまりのアクセスの良さ。ウインタースポーツの傍ら、温泉や小樽市街観光も楽しめる冬の北海道旅行にうってつけのスポットだ。 ゲレンデはリフト4基が稼働し、九つあるコースは変化に富む。小樽湾を望む風景が目を引く標高680メートルの頂上を起点とするパープルコースは、パウダーの質や手入れの行き届いた雪面が自慢だ。このほか、不整地とコブ斜面が上級者向けのグリーンAコース、コブのない中級者向け同Bコース▽変化に富んだ1・5キロのロングクルーズが楽しめるブルーコース▽スポニチ杯やサロモンカップなど各種大会が開かれるレッドコースや、山の中腹には歩くスキーのコースも整備されている。山頂からふもとまで全長3キロと滑りごたえも満点だ。 広報担当の玉川謙介さん(36)は「日本海から吹き付ける冷たい風が良質のパウダースノーを育んでいます」と胸を張る。ゲレンデ下部にペアリフトが3基併設されていることから利用者が分散し、リフトを待つことなく時間を有効活用できる。1日券2900円(大人)など手ごろなリフト料金も同スキー場ならでは。「観光ついでにスキーでも」と手ぶらでふらっと訪れても、スキー、ブーツ、ウエアなどの一式レンタルとリフト乗り放題とランチを合わせて9000円と、気負わずに楽しめる。前出の二つの温泉施設が安く利用できる温泉パックも好評だ。
◇所在地
小樽市朝里川温泉1の394(0134・54・0101)。無休。 9〜17時(3月23〜31日は16時まで)。 1日券2900円▽中高生2500円▽小学生1900円▽60歳以上2500円など。
◇毎日フレンド会員特典
会員証提示または指定割引券提出でリフト1日券2900円が2500円に
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