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千歳市にある丸駒温泉旅館は、恵庭岳の南東に位置し、支笏湖畔に面した風情あふれるたたずまいと豊富な源泉が“秘湯”として人気を博している。
創業者の佐々木初太郎さんが、1915(大正4)年に温泉を発見。一軒宿を開業して来年で100年を迎える。支笏湖は琵琶湖に次いで2番目の貯水量を誇り、透明度が高いことでも知られている。湖につながる「足元湧出湯」は季節によって湯面の高さも変わるのが特徴で、この時期は例年だと100〜120センチぐらい。雄大な風景を見ながら温泉を楽しむことができる。
同旅館では、数年前より初代・初太郎さんにちなんだ囲炉裏(いろり)会席プラン「初太郎物語」を始めた。1泊2食付きの宿泊プランで、1日5組限定(年末年始とゴールデンウイークを除く)。11月〜翌年5月は鍋を中心とした料理にオリジナルの清酒「初太郎」か芋焼酎「丸駒」を1杯サービスしている。支笏湖の水で作られたこだわりの酒は、名物の姫鱒(ひめます)焼きともよく合う。
平日の2人1室で湖水側が1万5000円、山手側が1万3500円(いずれも消費税、入湯税別)。日帰り入浴の利用は、大人(中学生以上)1000円、小学生500円、3歳以上200円、2歳以下は無料。利用は10〜15時。 4代目で総支配人の佐々木義朗さんは「冬は雪見風呂が美しい。宿泊すると湖上に映る朝日を眺められるのも好評です」と話す。札幌からは毎日1回、シャトルバスでの送迎も行っている(片道500円・要予約)。
◇所在地 千歳市幌美内7 電話0123・25・2341 営業時間=宿泊チェックイン15時、チェックアウト翌10時。日帰り温泉は10〜15時。無休。 ……………………………………………………………………………………………………… ◇毎日フレンド会員特典 会員証のご提示で、5人まで宿泊料を10%割引(企画商品を除く)。日帰り入浴は20%引き。
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