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新幹線開業で注目を集める函館市街から6キロの湯の川温泉にある「湯の浜ホテル」は、津軽海峡に面した海浜温泉旅館。隣接する「湯の浜ホテル〜東海亭」も、展望風呂付きの客室が人気だ。 「湯の浜ホテル」の大浴場は源泉かけ流しで、無色透明の弱アルカリ食塩泉。木の香りがゆかしい杉風呂や、野性味たっぷりの岩風呂、マッサージ効果で気分爽快のバイブラバス(気泡風呂)など5種類の湯を、津軽海峡を一望しながら楽しめる。 大浴場とは別の場所にある「しおさい漁火(いさりび)露天風呂(新撰組の湯)」は弱酸性湯で、こちらも源泉かけ流し。あの新撰組の土方歳三も入浴したといわれる歴史ある温泉だ。遠くにゆらめく漁火や、頬を揺らす潮風が旅情をかきたてる。 入浴の後は、函館の新鮮な魚介をふんだんに使った料理も、楽しみの一つ。「蟹(かに)膳」は毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニのカニ尽くしの料理を中心に、多彩な料理が並ぶ。 「寿司(すし)・天ぷら・ステーキグルメ合戦」は、和と洋が見事にマッチした、ボリュームたっぷりの美味満喫プランだ。このほか、料理長お薦めの単品料理には「近海沖あわび踊り焼き」や「鮭(さけ)とイクラの親子丼」なども。 「湯の浜ホテル〜東海亭」の展望風呂付き客室(和室のみ)は、海側に面したヒノキの風呂から津軽海峡の雄大な景色が眺められる。風呂は窓で仕切ってあるので、荒天時に潮風や雨が入ることもない。ぜいたくな気分で、くつろぎのひとときを堪能できる。 料理は、囲炉裏(いろり)のある個室の食事処(どころ)「磯め」で味わえる。夕食は和食会席膳、朝食は和食膳が提供される。1泊2食付き1人2万円(税別)。日帰りでランチが付くプランもあり、地元客にも好評だ。 ……………………………………………………………………………………………………… ◇所在地 函館市湯川町1の2の30、 ☎0138−59−2231。 チェックイン15時、チェックアウト10時。無休。 ……………………………………………………………………………………………………… ◇毎日フレンド会員特典 湯の浜ホテル=日帰り入浴10%引き。 湯の浜ホテル〜東海亭=展望風呂付き客室(2人1室)の宿泊料金1人2万3760円を 2万1600円に割引(平日のみ有効)。 いずれも要会員証提示。家族など5人まで有効。 |