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姫の屋敷から門外不出の秘宝が盗まれた――。江戸時代の街並みや文化を再現したテーマパーク「登別伊達時代村」で、謎を解きながら宝を探し出すイベント「登別伊達時代村 忍法帖〜天下人の形見〜」が開催されている。ヒントを手がかりに暗号を解読していく、大人も子どもも楽しめる人気イベント。今年で開業30周年を迎え、参加者は豪華プレゼントが当たるくじ引きに挑戦できる。 物語は仙台藩主・伊達政宗の長女、五郎八(いろは)姫の屋敷から秘宝が盗まれたところから始まる。この秘宝は五郎八姫の夫・松平忠輝が父・徳川家康から譲り受け、姫に託したものだった。 参加者は伊達家の忍者集団「黒脛巾(くろはばき)組」という設定。受け付けで謎が書かれた巻物を受け取り、村内に隠された三つの「手がかり札」をヒントに、宝箱のありかを探し出す。宝箱に隠されたキーワードを受け付けに報告すると、ご褒美として「特製ゴム手裏剣」がもらえるほか、登別温泉のホテルの宿泊券や家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」、毛ガニなどが当たるくじ引きにも挑戦できる。 年齢制限はないが、小学校高学年から大人まで楽しめる難易度に設定されている。このほか、小学校低学年以下の子ども向けのスタンプラリー「たからさがしスタンプラリー ニャンまげ忍法帖」や謎解き上級者向け「忍法帖外伝・超難問 黒の謎」(中学生以上限定、1日先着25組)も開催しており、自分のレベルに合わせて参加できる イベントは11月30日まで。参加当日の営業終了1時間前までに、施設内「火の見櫓(やぐら)」前の特設小屋で要受け付け。参加費500円(入村料別途)。
◇所在地 登別市中登別町53の1。電話0143・83・3311。営業時間は夏期(4月1日〜10月31日)午前9時〜午後5時(一部日程は午前10時〜)、冬期(11月1日〜3月31日)午前9時〜午後4時。入村料は大人(中学生以上)2900円、子ども(小学生)1600円、幼児(4歳以上の未就学児)600円、65歳以上2200円。駐車料金は別途。年中無休。
◇毎日フレンド会員特典 指定割引券の提出で、大人2900円を2750円、子ども1600円を1500円に、幼児600円を500円に割引き。
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