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JR帯広駅から車で約5分の「森のスパリゾート 北海道ホテル」は、豊かな樹林に囲まれ、市街地にありながら自然を感じられる帯広市内有数の老舗ホテルだ。北海道遺産にも選ばれているモール温泉につかりながら、ゆったりとした「癒やしの時間」を過ごすことができる。 ホテルは1899年創業。1966年に現在地に移転し、95年、大規模改築した。「北海道を代表するホテルに」という願いを込め、館内に多数の道産木材をふんだんに使用。外壁は十勝産の色違いのレンガを使い、アイヌ民族の伝統文様が描かれている。自慢の温泉湯は、植物性有機物を含む希少なモール温泉。湯上がりは肌がしっとりとなめらかに感じられ、「美人の湯」ともいわれる。
温泉を堪能したい人におすすめなのが、客室にモール温泉の露天風呂が付いた「フォレスト・スパツイン」(2人1室、朝食付き1人1泊1万7000円〜)だ。客室露天風呂からは緑豊かな庭を見渡すことができ、時間や人との接触を気にせず、のんびりと湯につかることができる。室内は茶色を基調にした落ち着いたデザインで、心からくつろげそうだ。一方、客室にプライベートサウナと水風呂を完備した「サウナツイン『ととのえ』」(2人1室、1泊朝食付き1人1万7000円〜)は、テラスで外気浴もできる。
総面積1万3423平方bの敷地にはモミジや桜、モクレンなどさまざまな木々や草花が生い茂り、秋には紅葉、冬は雪景色を楽しめる。中庭にはエゾリスや野鳥も生息し、冬には「雪の妖精」とも呼ばれる野鳥、シマエナガに出合うことも。豊かな自然と温泉に身を包まれ、心も体も満たされる旅ができそうだ。
◇所在地
帯広市西7南19の1。電話0155・21・0001。(受付時間9〜19時)。チェックイン15時、チェックアウト11時。日帰り入浴は、午後=14時〜最終入場21時、朝=5時半〜最終入場9時(9時半閉場)。入浴料金は、大人は午後1500円、朝1000円、小学生以下は午後、朝ともに500円。バスタオル、フェースタオルの無料レンタルあり。
◇毎日フレンド会員特典
会員証の提示で、11月30日まで日帰り入浴料半額。グループ全員有効。 |