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ぶどうハウス9月開設 後志管内仁木町の「さくらんぼ山観光農園」は今、6月中旬から始まるサクランボ狩りの準備で忙しい。高級品種の「南陽」や「佐藤錦」など約20種4000本が次々と実り、8月中旬まで、みずみずしいもぎたてを味わえる。 代表の山野井英幸さん(76)は来園者に喜んでもらおうと、さまざまな工夫を凝らしている。利用客は園内のハウスと畑を「シャトル・トラクター」で往復でき、収穫を手伝ってくれる「すけっとマン」や、雨天でもサクランボ狩りができる「雨よけハウス」も好評だ。 7月の土日・祝日は、12時半〜13時に人気イベント「種飛ばし大会」を開催。参加費100円で、最低でも缶ジュース、優勝者は1万円相当の商品がもらえる。 レストランでは、サクランボの果肉を加えた特製のたれで味わうジンギスカンや、果肉入りカレーライス、サクランボソフトクリームが好評だ。お土産に最適な「さくらんぼチョコレートクッキー」や「さくらんぼまんじゅう」も販売している。 同園の果物狩りはサクランボに始まり、プラム、ブドウ、プルーン、リンゴと10月下旬まで続く。今年は9月中旬に新しい「ぶどうハウス」のオープンを予定しており、人気品種のシャインマスカットやサニールージュも登場する。プルーンにも新しい品種が加わり、より多彩なラインアップが楽しめる。 また、7月14日の「仁木町さくらんぼフェスティバル」開催日には、マラソンとピクニックを組み合わせた「第2回仁木町フルーツ&ワインマラニック」も行われ、25キロコースは午前10時前後に同園に立ち寄ってサクランボ狩りができる。参加方法など詳細は仁木町ホームページ(http://www.town.niki.hokkaido.jp/)参照。問い合わせは仁木町企画課内実行委(0135・32・3953)。
◇所在地
仁木町南町9の138。電話0135・32・2285。営業8〜17時(果物狩りは6月中旬から10月下旬まで)、無休。入園料はサクランボ狩り(サクランボ食べ放題、お土産サクランボ100グラム付き)=大人(中学生以上)1300円、小学生1000円、幼児(3歳〜未就学児)600円▽プラム、ブドウ、プルーン、リンゴ狩り(ブドウ以外はお土産付き)=果物1種につき大人900円、小学生700円、幼児500円▽果物狩りフルコース(果物2種以上、お土産なし)=大人1100円、小学生900円、幼児700円。価格は税込み。
◇毎日フレンド会員特典
入園料10%引き。 6月中旬〜10月下旬の営業期間中、会員証の提示でグループ全員有効。
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